富山県との県境、石川県中能登町にある浄土真宗本願寺派の寺院。Googleマップでひと目見た時からずっと気になっていた聖人像についに会えた!
富山県氷見市から山道を通って石川県中能登町へ。町中に入りJR七尾線沿いに位置する信光寺。独特の門が目を惹く。
聖人像は、少し前かがみに前へ手を差しのべているお姿。前住職いわく、門徒さんの寄進者が制作されたもので、その方がイメージした造形。以前、本願寺派の前門主が巡教に来られた時に、「初めて見る聖人像ですね」とまじまじとご覧になったという。確かに他では見たことがないお姿。
浄土真宗の本尊「阿弥陀如来立像」は、我々を放っておけない存在としてご覧になり、前かがみの姿で慈悲の心をあらわしているが、それと同様にこの聖人像も私に手を差しのべてくれているような姿をしている。「お前の後生はだいじょうぶか?」と語りかけてくるような気になり、しばし時間を過ごした。
信光寺
住所:鹿島郡中能登町黒氏ヲ−169
宗派:浄土真宗本願寺派
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