静岡県静岡市の街中にある浄土真宗本願寺派寺院。こちらの傘を手に持った旅姿の聖人像は、彫刻家の江里敏明氏に制作を依頼し、造形の監修には宮崎円遵博士が担当するという徹底ぶり。教覚寺に設置されたのは1982年。江里氏と当時の住職は量産を望まず全国に10体限定の約束をしたといい、現在は実際に静岡(3体)、東京、群馬、滋賀(2体)、大阪、兵庫、福岡に点在し、そのひとつが武蔵野大学にも建立されている。
銅像の多くは制作会社が用意している型の中から選ぶもので、型そのものから制作する例はそれほど多くはないよ。
詳細が記された教覚寺の門信徒便り(このお便りのクオリティも高い!)
※画像は住職の南荘摂さんより情報提供いただきました。
教覚寺
住所:静岡市葵区常磐町2丁目8−12
宗派:浄土真宗本願寺派
https://kyogakuji.jp/