お寺は各地域でグループ構成されていて、例えば浄土真宗本願寺派の場合は全国に31教区あり、そこからさらに市町村単位のグループとして522組(そ)に別れている。組の単位で研修会や会議等が行われ、ネットワークの強い地域では共同で行事予定のチラシを作ったり、教材を用意する場合もある。本山から見ると、31教区へ連絡を送り、教区から各組へ、各組から各寺院へと伝達が送られる仕組み。
福岡県福岡市を中心にした那珂組(なかそ)は、29ヶ寺ありホームページには行事情報が共有され交代制で法話も掲載している。なかなかここまでやっている組は珍しい。制作者の安武住職(西林寺)に訪ねてみると、コロナ禍中、時間が出来た時に一気に仕上げ、写真も天候と時刻を合わせて撮影したとのこと。
そして、各寺院の紹介では親鸞聖人像も掲載されていた!29ヶ寺中8ヶ寺(9体)と設置率も高い。写真のクオリティもひじょうに高く、許可をいただきここに掲載させてもらう。








photo by 安武 義修 さん