こちらはアメリカ・シアトル別院の聖人像。360度撮影になっているので反対側に動かすと盆踊りの様子が伺える。海外のお寺では盆踊りが特に一大イベントになっているようで、どのお寺でもお祭りの写真が投稿されている頻度が高い。

ブラジルは屋外設置に慎重なようであまり見られないが、サンパウロ別院では入口の上に設置されていた。
ニューヨークの聖人像。広島で被爆後に寄贈者の広瀬精一氏によってニューヨーク仏教会に移設された。
>> 海を渡った被曝親鸞聖人像
浄土真宗の海外事情は「浄土真宗本願寺派国際センター」のよると本願寺派の場合、アメリカ59ヶ寺、ハワイ32ヶ寺でアメリカが特に多く、次いでブラジル、カナダ、台湾と続く。他にヨーロッパ、オーストラリア、ネパールにも活動拠点があり、全部で150ヵ所ほど。開教の歴史はハワイが最も長く、1889年から行われており、私立小学校~高等学校も運営している。
>> 国際センター



マウイ島では8月に山火事が発生し、ラハイナ本願寺が全焼の被害を受けてしまった。本願寺では災害義援金を募集している。
