彫刻家・金城実氏による「隠れ念仏」展示整備のご支援を募集しています。沖縄・何我寺の親鸞聖人像を手がけた彫刻家・金城実(きんじょう・みのる)氏のアトリエには、「隠れ念仏」の歴史を伝えるコーナーが設けられています。現在、この展示の整備を進めるため、支援金の募集が行われています。
ご支援いただいた方への返礼品として、金城氏制作の親鸞聖人像「いま親鸞!像」のレプリカや、染色作家・平井真人氏による「共命之鳥(ぐみょうのとり)トートバッグ」などが用意されています。


「隠れ念仏」とは
「隠れ念仏」とは、江戸時代に浄土真宗の信仰が禁じられていた地域で、人々が密かに阿弥陀仏を念じて信仰を守り続けた姿を指します。とくに鹿児島県での歴史が知られていますが、沖縄においても、島津藩の宗教政策の影響を受け、浄土真宗は長らく禁制の対象となっていました。
彫刻家・金城実
沖縄県読谷村在住の彫刻家。沖縄を拠点に、反差別・反戦のメッセージを込めた作品を多数制作し、社会的発言にも積極的に取り組む表現者として知られています。