フォトコンは審査だけではなく、いろんな角度から楽しみたい!ということで、参加者の声を拾ってみました。インスタグラムからのご応募には、いろんなコメントが添えられています。撮影時のことや親鸞聖人像を探している様子が垣間見れるコメントをいくつかピックアップしました。ここではコメントへスポットを当てて、写真は小さく掲載しますことをご了承ください。
実家に遊びに行った時に散歩していて見つけました。歩いている感じが颯爽と頼もしいです。(愛知・幸蓮寺/tontonmaru1010さん)
観光地でなく拝観料など無いお寺ですが、大きく立派でびっくりしました。親鸞聖人像も、今まで見た中で一番大きい!行った時は、境内の木々がキレイに剪定されていて美しかった。(広島・光明寺/zermatt95さん)
実家のお寺さま。立派で広いお庭。小さい頃行った記憶がかすかにありました。(新潟・浄願寺/indiayankee1024さん)
運転手😆が上越へ行くというので、色々検索🔍️親鸞と上越市は関わりが深いよう🤔実家は浄土真宗なのに今更知った😅(新潟・居多神社/indiayankee1024さん)
じじちゃんのお寺さまで📷️(新潟・浄願寺/ma.su.noさん)
まず本堂に参拝。「親鸞像」フォトコンの趣旨をお話しし、お許しを得て撮影しました🙏📸(福島・明賢寺/tekutekuojisann1227さん)
親鸞聖人を探してこの後、雨降った…💦(広島・正覚寺/penguin.311129さん)
3代で報恩講にお参りして(大阪・堺別院/icchonさん)
我が家の近くにも親鸞聖人さまがいらっしゃいました。空に続く垂直にさしている杖、深紅の南天が素晴らしかったです。(東京・安養寺/trailrunnyar_kumaさん)
猪苗代町にある西円寺(本願寺派)さんのご本堂前に親鸞聖人像がありました。(北海道・西円寺/shimishun1691さん)
大きな銀杏の木の紅葉を富山でも見れて嬉しかったです。雪の深い富山県。雪が降る前に雪囲、雪吊り、本堂前に合掌など設置されます。(富山・西蓮寺/rierin1012さん)
この親鸞像フォトコン。親鸞像が対象なんですが日本全国、海外のお寺〜だけじゃなく🌏️街中の仏具屋さんの前にある親鸞像さえも網羅しているGoogleマップを公開されていて(3000体以上!)凄いなんてもんじゃない労力に感銘して、リスペクト投稿させていただきました👏(群馬・西蓮寺/kohan.no.hankoさん)
地域を見守っておられます。紅葉の衣を纏う親鸞像(京都・日野誕生院/kobuzo59さん)
ご先祖様の頃よりお世話に成っている、三重県四日市市大宮町の浄土真宗本願寺派明圓寺様の親鸞聖人像(三重・明圓寺/akafuku88さん)
11月28日は親鸞聖人のご命日(旧暦)ということで、近隣の親鸞聖人像を撮影させていただきました。等身大なので、今そこを通り過ぎて行かれるようなお姿です。(東京・金相寺/machiyakomyoji_tokyogobyoさん)
今日 1月16日(新暦)は、親鸞聖人の御命日ということで親鸞聖人のお像を撮ってきました。(香川・生子山公園/housenji.michiさん)
●1月16日、親鸞聖人御命日にあたり、フォトコンへ参加。
雪しずむ 道に我が身は 迷えども
仏の光 闇を照らせり
(北海道・玄誓寺/genseiji_templeさん)
今日は親鸞聖人祥月命日🙏
親鸞聖人ご幼少の像 親鸞聖人の名言
明日ありと 思う心の あだ桜
夜半に嵐の 吹かぬものかは
当時9歳の親鸞聖人が詠んだ和歌のようです。9歳の親鸞聖人が仏門に入る決心をした様子がうかがい知れます。(山口・誓光寺/kaorin_shanさん)
御門主はカメラが得意なのでお願いして撮っていただきました(真宗出雲路派毫摂寺/goushouji9150012さん)
新春梯子乗りを披露して頂き親鸞さんを囲んで門徒さん達と新年を迎えたことを喜びました(群馬・西蓮寺/icco0413さん)
昭和48年、親鸞聖人御誕生800年を機に芸術家の門徒さんより寄進いただきました❗️ 毎日見ているだけに締め切り間際まで悩んでしまいました😅(愛知・宝行寺/hogyoji_otaniさん)
当山明円寺の親鸞像は建立がなされたから今年で丁度五十年を迎えます。五十年前、この親鸞像建立の背景にはひとつの物語が存在したのです。年始に報恩講参りしたご門徒先の奥さんが偶然にも教えてくださいました。「主人が寄贈させていただいてたんですよ」と。
今から五十年前、その年はご主人のお父さまの四十七回忌とお母さまの四十三回忌が重なった年だったそうで、当時ご主人が住職であった祖父に「せっかくのご縁なのでお寺に何かできることはないか」と相談をされたそうです。祖父は「そこまでされなくていいですよ」とお断りしたそうですが、ご主人は引き下がりませんでした。「父は私が生まれる前に亡くなりました。その後、四年後に母が亡くなりました。それから私は叔母や親戚に育てられることになります。私は父を知りませんし母の記憶だって曖昧です。でも時が過ぎるほど親戚から聞く話や残されたものを拝見する度に知らなかった私に対する両親の想いに出会います。あれから今日まで亡き父と亡き母の愛情に育てられ護られて今がある事を実感させられるご縁なのです。ですので何かさせていただかねば私の気が済みません。」と、想いを訴えられたそうです。
丁度その頃、当山明円寺では親鸞聖人御誕生八○○年・立教開宗七五○年の記念法要を迎えていたそうです。そして、うちには親鸞像がない事を思い出した祖父はご主人に親鸞像の建立を提案しました。当時にしても決して安くはないどころか大変費用のかかるものだったそうですがとても喜ばれてご寄贈くださったそうです。
親鸞像の土台の裏には「親鸞聖人御誕生八○○年立教開宗七五○年記念」そしてご主人こご両親の年忌とご家族の名前が彫られています。そして台座の正面には、このような言葉が彫られてあります。
一人いてよろこばば二人と思うべし
二人いてよろこばば三人と思うべし
その一人は親鸞なり
こちらは親鸞さまの九十歳にて往生を遂げられる前に御遺言として口伝えされてきた「御臨末の御書」のお言葉です。そのご主人はニ年前にご往生されました。幼き頃にご両親とお別れされておりますが、それから百年近いご生涯には喜びも悲しみの時もいつもご両親と共にあった人生をお念仏と共に歩まれてくださったのでしょう。そして今ではお浄土でご両親とお会いされ一緒に過ごせなかった親子水入らずの時間を充実されていらっしゃるに違いません。そして今度は、有縁の方々を正にひとりにさせない、私がおるぞとお念仏でご一緒くださっていらっしゃいます。
当山明円寺の親鸞像にはそんな想いの込められていたのです。こんな物語があったとは知る由もありませんでした。偶然にも親鸞像フォトコンをきっかけに初めて知ることができました。他のご門徒さんにも知っていただきく思います。誠に誠に感謝申し上げます。
(三重・明円寺/hashiken99さん)
みんなちがって、みんないいフォトコンありがとうございます~
たくさんの親鸞聖人さま拝見できて楽しかったです有難うございました
かなり楽しかった!
受賞者からの声
あんなに色々な角度から親鸞様の像を見ることなかったのでいい機会にもなりました。ありがとうございました。
今回のコンテストをきっかけに親鸞像の個性豊かさに気づき、余暇を使いお寺を巡るのが楽しみになりました。親鸞像と向き合うと不思議と心が静まるような気がします。今後も親鸞像に会いに行き続けたいと思っています。
親鸞様の写真を拝見出来てとても有り難い事でした。
今回は親鸞さんの旅をテーマに撮影していましたが、撮影を通じてその場に宿るエネルギーの様なものを感じたり、自分にとって何が重要で、何が支えとなり調和を生んでいるのかを改めて考える機会となり、普段の日常では得られない、瞑想に近い感覚を得る事ができました。このイベントを通じて、単なるフォトコンとしてではなく、親鸞さんに導かれた多くの方々の心に、どのような作用をもたらしたのかが何より重要な事だと感じています。改めて、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
素敵な企画ありがとうございました。
是非またコンテストを開催して下さい。
出掛けた時には、お寺さんを見たら気になって、浄土真宗のお寺か確かめるようになりました。その中で、2つの像を見つけられて、とっても嬉しかったです。私は安芸門徒なので、今年、帰京式に行ってみようかと考えています。ありがとうございます。
フォトコンテストがきっかけで親鸞様の像が身近にあったことが知れました。