親鸞像フォトコンの入選作品を発表します。今回、初めての試みながら579点のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
審査は各審査員が一定枚数を厳選したうえで、全員で集まり最終審査を行いました。各分野で活躍するメンバーの視点が融合し、多角的な観点から魅力的な写真が選ばれました。入選作品は41枚となります。
このフォトコンを通じて、改めて親鸞聖人の遺徳を偲び、先人の偉業に敬意を表します。ご応募いただいた皆様、フォトコンを支えてくださった皆様、心から感謝申し上げます。

最優秀賞

構図がバッチリ決まっていて安定感があります。背景は白で雪が見えないのですが、親鸞像の色の濃い部分に雪が映えているのが絶妙だと思いました。
今まさに過酷な寒い雪の中を求道と伝道のために旅をしておられるような生き生きしたご様子に有難い思いがしました。
像の造形と、笠や腕に積もった雪と、降る雪とが、うまく合っている。像をやや右寄りにとらえることで、親鸞の動きと意志が表現できていると思う。
雪の中を懸命に歩む躍動感が素晴らしいです。
右腕は風雪から視界を守るためだったのか!と思わせるほど、造形とシチュエーションがハマっていると思います。
優秀賞

都会的な風景と親鸞聖人のマッチングが印象に残りました。プロジェクションマッピングと工事の重機、コンクリートの風景、一見仏教的な世界観とは離れているように思います。でも親鸞聖人の存在は時代を超えてコンクリだらけの都会でも必要とされているんだろうなぁと思ってしまう一枚です。
現代の都市に降り立った親鸞聖人を思い浮かべました。情報の多い写真ですが、そのどれもがバランスよく収まっていると思います。

紅葉の写真はたくさんありましたが、私はこの写真が一番好きでした。光の反射で親鸞さんのお顔がわかるところ、紅葉の赤と黄が美しいところが良いと思います。
葉に囲まれながら、光の反射でちゃんとお顔まで見えるのがいいなと思いました。
空の色のグラデーションが良い。星が出ている夜空の空間、像と伽藍の屋根とのシルエット、この構図が魅力的。
夕暮れ、もしくは朝方に力強く歩んでいる様子がイメージできます。
華やかだけど優しい桜のピンク、青空、光が親鸞聖人の旅路を祝っているようで印象的でした。
桜の季節の気持ちよさがパーンと出ていて気持ちがいい!その中心の親鸞さんという構図が面白いなと思いました。
審査員特別賞(半田カメラ)

全体のトーンは抑えめですが、主題を中心に置いた、いわゆる「日の丸構図」で主題が明確です。親鸞像の上に飛行機が重なる瞬間をとらえている点に惹かれました。
審査員特別賞(釈徹宗)
審査員特別賞(林口砂里)

少年・親鸞の初々しさと決意の表れた表情にぐっときました。もちろんアングルの良さが効いていると思います。
審査員特別賞(みほとけ)
お掃除という一番当たり前に行うシーンに馴染むように親鸞像がいらっしゃるのが良かったです。人と一緒に写っているシリーズはどれも良かったのですが、これが特に心温まる様子だったので選びました。お掃除をお手伝いしていて偉いです。
審査員特別賞(雪山俊隆)
奨励賞(10点)
入選(20点)
新規像
親鸞像マップに登録されていない像をご応募の方へ心ばかりの記念品をお送りします。
応募写真マップ
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