rei harakami

広島生まれ、京都在住。
97年、アナログ『rei harakami ep』でそのキャリアをスタートさせる。’98年、ファーストアルバム『unrest』、’99年に2ndアルバム『opa*q』をリリース。その独自の清廉さと繊細さが織り成す、例えると水彩画のようなタッチの音楽性が国内外で幅広く支持される。’01年の3rdアルバム『red curb』以降、矢野顕子、UA、ショコラ等の作品のプロデュースや、くるり、ナンバーガール、Great3等の楽曲のリミックスを手がけ、’05年には4thアルバム『lust』を発表、大きな話題となる。

06年には未発表曲を中心に集めたアルバム『わすれもの』リリースの他、日本科学未来館のプラネタリウム「MEGASTAR-II cosmos」のコンテンツ『暗やみの色』の音楽を担当し、同名の限定盤CDもリリース。夏には全国5箇所を廻るツアー「ふっくらなのにしわしわライブツアー」を敢行し大盛況に終わる。この年は「Rock In Japan Festival」、「Rising Sun Rock Festival」など夏フェスにも矢野顕子とのコンビで登場、思いがけないユニットの誕生が大喝采を浴びた。また海外での活動も、’05年のSonar(スペイン)出演をはじめフランス、ドイツでのライブなど多岐に渡る。その圧倒的なオリジナリティたるや、もはや世界で唯一無二と言い切れる音楽を表現する。

07年には「Nike+」のために提供したiTunes Storeのみで販売されるコンパイル・アルバム『River: Nike+ Original Run』のリリース、夏公開の映画『天然コケッコー』の劇中の音楽制作、また、矢野顕子とのユニット「yanokami」の1stアルバムリリースなど、ジャンルを超えて幅広く活動している。

お寺座LIVE vol.1

photo by tomohiro shinbo

■出演者:
-曽我部恵一
-サワサキヨシヒロ!(with 津山寿文)
-弘雄介(with 小泉哲也)
-おまけびと
■日時:2006年7月17日(祝)開演pm7:00 (開場6:30)
■会場:白雪山善巧寺
■会費:2000円(チャイ付き)
■サポーター:
-読経隊(西塔公崇、日下賢裕、雲林重正、西原竜哉、那須昭範、雪山俊隆)
-VJ:賞雅淳也
-PA:津山寿文
■主催:お寺座実行委員会

【あとがき】
お寺座LIVE vol.1、多数のご来院誠にありがとうございました。
暑さとキャパを考えて、晴れれば境内の予定でしたが、雨のため本堂でのライブになりました。それが予想以上に涼しかったのと、来客数が本堂にちょうどいい感じだったので結果オーライでした。本堂でユラユラ揺れている人、食入るように覩ている人、縁側を行ったり来たりしているこどもたち、ノリノリな若者の横に70代のおばあちゃん、ちょっと疲れてお茶を飲んでいる人。終了後、しばしの間本堂に座ったままの人たちが多数おられたのもステキな光景でした。この規模のライブは頻繁に行うことは出来ませんが、今後も活動していきますのでどうぞご期待ください。
イベント以外でも宇奈月付近にお立ち寄りの際はふらりとお茶を飲みにどうぞ。

なお、読経隊等お坊さんはあえて紹介していませんが、メリシャカというサイトで活躍中のメンバーが多数参加してくれました。また、今回の企画に関して、彼岸寺さんから多大なご協力・アドバイスを頂きました。お寺座スタッフは、夢を語る会(壮年会)・花の会(婦人会)の支えを得て、劇団OBやお寺に集まる若者たちが中心メンバーです。舞台設営・照明・ぼんぼり・会館の蓮ロウソク・フライヤー・入場券のハンコ等、PA以外はすべてメンバーによる手作りでした。至らぬ点もあったかと思いますが、どうぞその温もりを感じていただければという想いです。