お寺座LIVEからだいぶ時間が過ぎましたが、改めまして、参加者の皆さま、応援してくださった皆さま、誠にありがとうございました。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。県内外より250名ほどのお客さまにお越しいただき、出演者や出店者を合わせた関係者は60数名、総勢300名以上の参加者により大盛況のうちに終えることができました。

LIVEでは、雅楽の演奏のもとお客さまに本堂へ入堂していただき、まずはお寺の空気を味わってもらいながら、はじめに、Schroeder-Headzさんの煌びやかで美しい音色が本堂を包み込みました。ふだんはトリオで演奏されていますが、ソロはよりピアノの音色ひとつに身を委ねられて、空気が澄んでいくような気持ちになりました。休憩を挟んだ後、住職法話ではSchroeder-Headzさんの影響で集中力が増しているのか、熱心に耳を傾けてくれる様子が印象的でした。次の後藤正文さんは、トーク多めのギター弾き語りを披露してくださり、音楽はもちろん人としての魅力にも惹きつけられて、会場に一体感が生まれました。

もう一度休憩を挟み、ラストはINO hidefumiさん、読経隊と続きます。2回目の出演となるINOさんは、ホームでの演奏かと思えるほどの安定感でとてもカッコ良かったです。歌入りの曲をたくさん聞かせてもらい、ラストは「泣かないで恋人よ/THE BLUE HEARTS」をINOさん流にアレンジしたカバー曲。「諦めきれぬことがあるなら 諦めきれぬと 諦める」が何度も繰り返されて、禅語のように聞こえてきました。気になって調べてみるとこのフレーズは都々逸(江戸末期に流行した俗曲の一つ)の「諦めましたよ どう諦めた 諦められぬとあきらめた」がルーツのようです。仏教でも「諦める」は「あきらかにみる」という意味で、悟りの言葉として使われています。図らずも、後藤さんがふれていた「音楽は誰のもの?」という話や「執着」の話とリンクして面白いです。

三者三様、LIVEならではの魅力が存分に発揮されていて、素晴らしい演奏・パフォーマンスでした。それぞれの余韻を残しながら、締めの読経で終演しました。とても贅沢で心豊かな会になったことを嬉しく思っています。

演出面では、お寺座では定番となっているVJ E-rangeの描き出す映像に、今回はライティングのSOLAさんが加わり、さらにバージョンアップされました。時間と共に変化していく照明は、本堂だけではなく境内の銀杏もライトアップされ、会場全体を彩っていました。また、今回力を入れた境内では、厳選された6つの出店の他、お坊さんDJ、宇奈月温泉の足湯やつべつべ姉妹の登場もあり、とても賑やかな雰囲気となりました。たくさんの力が集結したお寺座LIVE。どうぞ、その一端を写真でご覧ください。


お寺座LIVE vol.9
■日時:2015年6月13日(土)開演17:00(受付開始15:30)
■場所:白雪山善巧寺
■料金:¥3,500(高校生以下¥1,000、未就学児無料)
■出演:
-Schroeder-Headz
-後藤正文
-INO hidefumi
■サポーター:
-雅楽隊:西塔公崇、雲林重正、西原龍哉
-読経隊:日下賢裕、公文名到、雪山俊隆
-DJ:賞雅淳也
-VJ:E-range / Lighting:SOLA
-PA:sound ETHNOS
-フライヤーデザイン:小濱真吾 / 絵:長谷川三千絵
-撮影:shunsuke ikeo、sayaka kouriki、shingo yoshizumi
■出店:
-くろべ工房、FAMS deli、くじら堂、niginigi、RUKIND COFFEE、かっぱ堂
■提供:
足湯セット:コミュニティーサポート黒部
宇奈月温泉のお湯:黒部観光開発株式会社
宇奈月温泉タオル:宇奈月温泉旅館協同組合
つべつべ姉妹:かたかご会
■協力:
駐車場(浦山交流センター、浦山保育所、黒部市宇奈月町中央公民館、中さん、松島さん、河村さん)、善巧寺総代長有馬文義さん、スタジオホット、倉井家具工房、ナカアートオフィス、山内電機工事、ご近所の皆様
■主催:お寺座実行委員会