善巧寺について

白雪山善巧寺(はくせつざん・ぜんぎょうじ)は、室町時代開基の浄土真宗本願寺派の寺院です。宇奈月温泉まで車で15分、海へも30分圏内の黒部川扇状地に位置します。

現在の本堂は、17代順圓(じゅんえん)の時代(明治14年)に再建されました。木材はすべて宇奈月町音沢の山奥から降ろされたものが使用されています。

江戸時代、浦山は宿場町だった歴史があります。当時、善巧寺では11代目住職の僧鎔(そうよう)が学塾「空華盧(くうげろ)」を開き多くの学僧が学び、その門弟は3,000人及んだと伝えられます。現在もその遺徳を偲び、年に一度法要(空華忌)を営んでいます。

敷地内に隣接する門徒会館は平成2年に建立されました。1F集会所は有縁の人びとに開かれ、2Fホールは研修会や会議、宿泊(20名まで)などに活用しています。

平成24年、親鸞聖人750回大遠忌の記念事業において、内陣の天井画を新調しました。制作は日本画家・清河恵美氏です。

毎月1日と16日の「ほっこり法座」をはじめ、お楽しみの「花まつりマルシェ」「こども盆踊り」「お寺座ライブ」、各種法要など、様々な入口を用意しています。あなたのお越しをお待ちしております。

名称
白雪山善巧寺(はくせつざんぜんぎょうじ)

宗派
浄土真宗本願寺派

住所
富山県黒部市宇奈月町浦山497

連絡先
TEL 0765-65-0055
FAX 0765-65-0975

歴史
善巧寺の開基は室町時代の文明3年(1470年)、初代住職は慶祐(けいゆう)。善巧寺8代霊泱(れいおう)・15代慶悟(きょうご)の時に、法輪寺照傳(しょうでん)・照行寺順道(じゅんどう)が、それぞれ両住職を師事し、共に活動するようになる。

歴代住職
<初代慶祐>(-1489)
延徳元年(1489)六月二日往生
禅門出身ニシテ浄土真宗ニ随喜転宗ス

<11代僧鎔>(1723-1783)
僧侶を育成する私塾「空華盧(くうげろ)」を開き、その流れを空華派と称した。門弟は3000人と伝わる。天明3年11月5日(1783)61歳で往生。

<17代順圓>(-1895)
明治14年に本堂再建。翌年僧鎔100回忌法要を勤修。

<19代俊夫>(1880-1946)
ドイツ文学者として活躍し京都大学教授を就任。日本ゲーテ協会創立者の一人。著書「ニーベルンゲンの歌基礎の研究」などで日本人初のドイツ政府からフンボルト賞を受賞。昭和21年往生。

<20代俊之>(1911-1996)
僧侶になるまでは文学者の道を志し「日本浪漫派」として評論を発表。立命館大学の哲学教授、富山大学講師、富山女子短大教授、富山県教育委員長を就任。昭和54年、三法要記念事業で集会所、甘露室、空華殿を建設。昭和60年本堂大修復。平成8年往生。

<21代隆弘>(1940-1990)
児童劇団「雪ん子劇団」をはじめ各種団体を創設し、法要以外にも、劇団の定期公演や永六輔氏を招いての「野休み落語会」、講演会など、文化活動を積極的に行う。平成2年門徒会館・鐘楼建設、同年往生。

<22代俊隆>(1973-)
先代の残した各種団体や行事を引き継ぎ、音楽会「お寺座ライブ」等をスタート。平成25年親鸞聖人750回大遠忌記念事業にて本堂修復、天井画新調など。
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各種団体
<総代会>
善巧寺の中枢団体。各地区の代表が総代となり、総務部、営繕部、教化部の三部会いずれかに配属され、総勢30名からなる(本山への届け出は3名)。任期は4年。
<仏教婦人会>
各地区が2年交代で担当し、お寺の年間行事を支えていただく。
<花の会>
若婦人会。別名「日本一おいしいお菓子を食べる会」。月に1回、第2火曜日に集まり、おつとめとお話の後、当番が用意したお菓子を食べながら歓談。過去には、浜三枝トークショー、村上信夫アナウンサー講演会、本山へコーラスなどを行っている。
<お寺座実行委員会>
お寺の音楽会「お寺座LIVE」を主催するメンバー

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