こども盆おどり
善巧寺の夏のメイン行事は「こども盆おどり」です。
この行事は、昭和52年から始まった行事で、当時の壮年会(夢を語る会)が定例会中に、長老がその昔寺の境内で盆踊りをしていた話を聞き、復活したのが始まりです。村の盆踊りは毎年行われているため、善巧寺では子供に焦点を当てて、子供たちが踊る「こども盆おどり」として打ち出しました。
盆踊りの案内は住職親子で浦山全軒をポスティングし、うらやま保育園にも児童たちに配布してもらいました。盆踊りの準備で特に人手が必要なのはちょうちん吊りです。本堂内のちょうちんは先に用意しておき、メインの境内ちょうちんは力を貸してくれると言ってくれた高校生たちの予定に合わせて2日前に行いました。
小学生もたくさん参加してくれて、ちょうちん吊りのあとはバーベキューを楽しみました。
当日は18:30より本堂でのおつとめから始まります。
おつとめの後はお寺クイズで仏さまの話に触れてもらい、そのまま本堂の中で1回踊りの練習をしました。2回目は外へ出て本番です。
縁日は、ボール投げ、輪投げ、ヨーヨー、やきそば、ポップコーン、わたがし、カキ氷、ドリンクコーナーの8店でした。
8時頃に2回目の踊りがはじまりました。
今年も中高生たちが協力してくれて、遠方からの助っ人も加わり大いに盛り上げてくれました。お祭りごとは準備期間を合わせて1ヵ月ほどの大きな労力がかかりますが、参加者の笑顔でその疲れを吹き飛ばしてくれます。
お盆参り、納骨壇追悼法要
8月16日はお盆参りです。今年1年に葬儀のあったご家庭の初盆と、納骨壇へお入りの方の追悼法要を行いました。
お寺で怪談 by 黒西組
昨年から黒部市と魚津市の浄土真宗本願寺派の寺院グループ「黒西組(こくせいそ)」で夏のイベントを開催しています。今年は荻生の称名寺で「お寺で怪談」を開催しました。称名寺は広い駐車場、広い境内、冷暖房完備の本堂など県内でも屈指の環境が整ったお寺です。今年は特に暑かったので本堂の冷房はお客さんにとってとても快適だったと思います。複数の寺院が協力して行われる行事はスタッフも充実していて、今年はご婦人方や中高生までがスタッフで参加しました。このイベントで特に驚かされたのは、お寺、怪談、夏というのがよほど相性がよいのか、開催日の10日前にはチケットが完売する人気ぶりです。当日は近くの保育園から縁日に遊びに来る親子も多数おられ、総勢200名を超える人で賑わいました。