お寺の夏

すっかり秋めいてきましたが、今頃、夏の行事報告です。
最近は、全門徒さんのお宅へお参りする「ほんこさま(在家報恩講)」がスタートする中、10月12-13日の大法要に向けて打合せや準備が続いています。

永代経祠堂会(えいたいしどうえ)7/16-19
門徒さんのご先祖方をご縁に、門徒さんによる門徒さんのための法要です。総代や仏婦の方々によって清掃奉仕と法要の準備を整え、行事中は受付や恒例の仏婦バザー、お楽しみのクイズに至るまでを役員方が担っています。ご講師は初出講となる星野親行先生(大阪)にご法話をしていただきました。

本山御助成(ごじょせい)8/1
本山を支えていこうという志のもと、年に2回お寺持ち回りで法要が行われています。今年は善巧寺の当番で、4月に続き2回目が行われまいた。ご講師は、福井より文殊康明先生(善能寺副住職)。参拝者から「また来て欲しい」の声が多く、来年1月15-16日の法要にもご出講していただきます。

お盆参り 8/16
1年の間に葬儀のあった家庭にご案内しています。今年は9組の方が故人を偲びお参りくださいました。

こども盆踊り
こども盆踊り 8/17
例年15日を今年は17日(土)に変更して行いました。
「こども盆踊り」は、先代の時代に「夢を語る会(壮年会)」が中心になって「子供たちを楽しませよう!(自分たちが楽しもう!)」とスタートし、30年以上が経ちました。いつの時代からか劇団のOBが手伝ってくれるようになり、20年が経った頃には劇団の卒業生からなる「シニア部」が中心となって支えてくれるようになりました。そのメンバーも、気が付けばこども盆踊りを立ち上げた「夢を語る会」の当時の年齢と変わらないほどになり、みんなそれぞれに環境が目まぐるしく変化しています。スタッフが流動的なこと、少子化の波で小学校が合併したこと、雪ん子劇団の団員が減ったことなど、さまざまな要因が絡み合って、昔のままでは立ち行かなくなってきたので、改めて今年は主要スタッフになってくれるメンバーと相談しました。そこで話し合った結果、日程を変更し、おどりの中心も小学生から保育園にシフトチェンジ。子のいるメンバーには「我が子を楽しませよう!」と原点帰り。幸いに、現在は2世が徐々に増えてきています。傍目にはそれほど変わらないと思いますが、内部では右往左往しながらも前に進んでいます。

雪ん子劇団
雪ん子劇団夏の公演 8/23
晴れれば境内、雨なら本堂。親の会による舞台組みでは外の予定で準備をしましたが、雨の可能性が高く2日前に本堂内で行うことを決定しました。本堂修復後の公演は初めてとなります。白雪姫や震災をテーマにした群読劇など、こどもたちは精一杯の演技を披露してくれました。

>> 雪ん子劇団

天井画観覧天井画の観覧者続々と
昨年新調された天井画と法物蔵の観覧を希望する団体参拝で賑わっています。9月5日、蓮華の会(寺族婦人会)の研修会では、作家清河恵美さんをお招きして講演も行われました。善巧寺に新たな入口が生まれて嬉しい限りです。

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