賑わう善巧寺の春

4月の花まつりから5月末のお寺座ライブまで、怒涛の行事ラッシュが滞りなく無事に終了しました。

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子供を対象にした影絵会。副住職企画です。本堂でおつとめ、お釈迦さまのお話を聞いた後、会館へ移動して、野田依子さん(入善町常福寺)による影絵をみんなで楽しみました。

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詳細はこちら → https://www.zengyou.net/?p=1308

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23日間の観覧期間、地元の皆さんをはじめ、遠くは東北や関東から400名以上の方がご来院くださいました。北日本新聞発行のフリーペーパー「まんまる」の表紙になったことが特に影響が強かったようです。期間中の本堂には、釈迦誕生像に甘茶をかけるセット、写経コーナー、ポストカードや復興念数の物販コーナー、ドリンクコーナー(コーヒー&甘茶)を常設しました。

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インドをルーツにもつヨガに、仏様の手のジェスチャー「印相(いんそう)」を取り入れて行いました。インストラクターは小林佳世さん。お寺でのヨガは全国各地で行われていますが、印相を取り入れたものは前例がなく、小林さんと何度もやり取りをしながら試行錯誤の上当日を迎えました。釈迦誕生像の手の姿から始まり、目の前におられる阿弥陀如来の印相「摂取不捨印(せっしゅふしゃいん)」などをヨガのポージングに取り入れて行われました。ヨガと本堂の神聖な雰囲気はとても相性がよく、心身ともにリフレッシュする時間となりました。

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数年前にお寺座ライブへ出演してくださった地元ミュージシャンのスマウグさんとDJカズキさんをお招きして、お寺の会館で音楽と食事を楽しむ会を開きました。午後5時から9時までたっぷりと音楽に浸って楽しみました。

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昨年、花の会主催で行った精進料理講座を、一般向けに行いました。講師は食を通して仏教の心を伝える料理人、青江覚峰さん。食材は日常では捨ててしまう茎や葉もすべて使ってその心を伝授。味付けも、あえて参加者にしてもらい、その日だけの講座で終わらず日常に活かしてもらうためとのこと。節々に仏教の心を食を通して伝えてもらい、舌にも心にも味わい深い講座となりました。食器は輪島塗りのお膳セットを使用して、会食場は奥座敷(空華殿)へ。特別感を出して楽しんでもらいました。

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日中に引き続き青江さんの食とナビゲートの元、視覚を遮断して他の感覚を研ぎ澄まして食事をする「暗闇ごはん」を楽しみました。20代から70代までがまんべなく揃い、1名もしくは2名で参加される方がほとんどだったため、どんな雰囲気になるのかドキドキでしたが、暗闇を共にすると共感意識が増すのか、驚くほどに盛り上がりました。ここでも、随所に仏教エッセンスが盛り込まれています。参加者からも、食を見直す声が多数上がり、実り多いワークショップとなりました。

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詳細はこちら → https://www.zengyou.net/oteraza/?p=1990

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