大イチョウと展覧会

イチョウが新緑に染まってきました。
善巧寺の大イチョウは、お寺の開基と同年頃と伝わり樹齢500年以上です。イチョウの前、石に刻まれた俳句はドイツ文学者でもあった19世俊夫の歌です。(現住職は22世)

ありし日の 面影かたれ 老銀杏樹
暁邨(ぎょうそん)

「暁邨」は俊夫の俳号。この俳句は、俊夫が11世僧鎔(そうよう)の150回忌に詠んだ歌です。今回の展覧会では、俊夫の勉強部屋であった奥の間「はなれ」を展示会場のひとつに活用し、極楽浄土の鳥「共命鳥(ぐみょうちょう)」と「迦陵頻伽(かりょうびんが)」の新作2点が展示されています。俊夫がいたらどんな歌を詠んだでしょうか。重ねてお楽しみください。

連休中、展覧会は5月8日まで続きます。時間は午後1時~5時です。4日(水)のみ、本堂でご法事のため午後2時以降にお入り頂きますことをご了承ください。

【連休の展覧会予定】
5月3日(火)13:00~
5月4日(水)14:00~、在院(清河、平井)
5月5日(木)13:00~、在院(清河)
5月6日(金)13:00~、在院(平井)
5月7日(土)13:00~、在院(清河、平井)、カフェopen
5月8日(日)13:00~、在院(清河、平井)、カフェopen
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>> 19世俊夫(黒部市HPより)
>> 11世僧鎔(黒部市HPより)