花まつりマルシェ

花まつりマルシェ
日時:2018年4月22日(日)10:00~15:00
会場:白雪山善巧寺(富山県黒部市宇奈月町浦山497)
出店:
-HoLo家(フード&ドリンク)
-ハーブと喫茶HYGGE(フード&ドリンク)
-くじら堂(ベーグル)
-越中芋騒動(焼いも)
-ケーキハウスミユク(菓子類)ワークショップあり
-Cafe hahaha(コーヒー)
-チリングスタイル(雑貨)ワークショップあり
-くりこども(消しゴムはんこなど)
-カラカミ(紙のからくり)
-きのみ工房(木工品)
-バルーンアーティストnana(バルーン)
-岩佐文具店(食品サンプルづくりと販売)ワークショップあり
-公式出店(うどん、甘茶、わたがし、ポップコーンなど)
協力:入善町花卉球根組合、山崎修二
主催:白雪山善巧寺

<タイムテーブル>
10:00 初参式
10:40 出店オープン
13:00 七五三
15:00 終了予定

【受式者募集中】

「初参式」
~子どもの誕生を仏前にお祝いする儀礼~
日時:4月22日(日)10:00~10:40
対象:生後100日~2才まで
参加費:3,000円
締切り:4月16日(月)

「七五三」
~子どもの成長を仏前にお祝いする儀礼~
日時:4月22日(日)13:00~13:40
対象:3才、5才、7才
参加費:3,000円
締切り:4月16日(月)

【関連行事】
「みんなで花まつりをつくろう!」
~花つみ&花かざり~
日時:4月21日(土)8:00~13:00
持ち物:お弁当、長靴、手ぶくろ
※汚れてもよい服装(雨天の場合はカッパもご持参ください)
参加費:無料
>> お申し込みははこちら

「ほっこり法座」はじめます。

仏さまのお話と、お寺のごはんを味わって、
「こころ」と「からだ」のデトックス。
初めての方もお寺体験いかがですか?

「法座(ほうざ)」とは、仏さまのお話「法話(ほうわ)」を聞く集まりの座です。お寺のごはんは、100年以上続く伝統行事「お講」より、当番特性の郷土料理です。初めての方も「お寺体験」としていかがでしょうか?どなたもご自由にご参加ください。30~40代の僧侶が法話を担当いたします。

ほっこり法座
会場:白雪山善巧寺
参加費:各1,000円

<講師>
5/1 雲林重正先生(新潟・浄秀寺)
5/16 日下賢裕先生(石川・恩栄寺)
6/1 西塔公崇先生(富山市・金乗坊)
6/16 雪山俊隆(善巧寺)

7/1 飛鳥寛静先生(高岡・善興寺)
8/1 雪山教隆(善巧寺)

<時間割>
10:30~10:50 受付
11:00 おつとめ
11:15 法話
12:00 お寺ごはん
※天井画の観覧をご希望の方は、12時半以降に対応させていただきます。

法座案内

浄土真宗の教えを深く学ぶ講座「正信偈に学ぶ」も今年で3年目に入りました。一般参加と僧侶の参加が半々ぐらいのほどよい雰囲気で開かれています。連続講座になっていますが、1回のみのお試しも大歓迎いたします。

正信偈に学ぶ ~行信講座~
日程:4月19日(木)、11月28日(水)
時間:13:30~16:30
講師:天岸浄圓先生
参加費:2,000円(僧侶5,000円)
主催:専精会富山支部

こちらは、黒部市の同派寺院を会場に持ち回りでつとめている法座です。今年は善巧寺が宿寺となります。

本山御助成(ごじょせい)
~浄土真宗本願寺派の本山「本願寺」を支える法座~
日程:5月1日(火)、9月6日(木)
時間:13:30~15:00
講師:5/1雲林重正先生、9/6西塔公崇先生
会費:各1,000円
主催:下三日講

どの花が好き?

文化庁と北陸三県が連携した「とやま工芸ツアー」の団体をお迎えした折に、天井画制作者の清河恵美さんへこんな質問がありました。

「どの花が一番好きですか?」

善巧寺の内陣天井画は、二十八種類の花木が描かれています。その中で、描かれたご本人はどの花が特に思い入れがあるのか知りたかったのでしょう。清河さんはこう答えられました。

どれが一番というのはありませんよ。どの花もそれぞれに素晴らしいです。

一枚一枚、精魂込めて描かれている清河さんだからこそ説得力のある言葉として響きます。そして、極楽浄土が説かれる阿弥陀経の有名な一説「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」を思い起こされます。青色の花は青のままに光輝き、黄色の花は黄色のままに光輝き、赤い花は赤いままに光輝き、白い花は白いままに光輝いている。どの花も優劣はなく、それぞれに光輝いているという仏さまの眼差しです。清河さんはさらに続けてこう言われました。

花はそもそも人のために咲いているんじゃないんです。虫のために咲いてるんですよ。

このお答えにさらに唸りました。道理にかなったお答えであると同時に、自分視点ではなく、花の視点で答えられたことにハッとさせられました。仏教でも仏さまの視点を知らされることによって、自分中心の私の姿が浮き彫りになってきますが、まさにそのような言葉として聞かせてもらいました。

雪山俊隆(寺報166号)

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

三重県のとある地方では、葬儀の折に「赤飯」と「唐辛子汁」をふるまうそうです。

喜びをあらわす「赤飯」は、悲しみのご縁の中にも、「めでたい」と言っていける世界があることをあらわします。故人はむなしく死んだのではなく、尊い仏さまとなって極楽浄土に生まれたんだと受け取ってきた浄土真宗ならではの風習です。

唐辛子汁は、あまりの辛さに涙が出ることから別名「涙汁」と言います。阿弥陀仏の教えにあって仏さまに生まれると受け取りつつも、別れのご縁はどこまでいっても悲しいものです。それを涙の出るほど辛い唐辛子汁であらわしています。人情味溢れる風習ですね。

生きることも、死ぬことにも意味を見出し、尊いことであると受け取っていく道が仏道です。そういう意味では、浄土真宗の教えに従えば、たとえ身内に葬儀があったとしても新年のご挨拶は差し支えありません。ただ、世の習いなので誤解を生まないように配慮は必要でしょう。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

白雪山善巧寺

京都・本願寺にて「ごえんさんエキスポ」

12月9日(土)、10日(日)に京都・本願寺で行われる「ごえんさんエキスポ」に参加しています。

この行事は、本願寺の25代専如ご門主が法統継承をされた記念行事として、特に次代を担う若者を対象として行われます。すでに全国ではさまざまな取り組みに挑戦しているお寺や僧侶がおられますが、その中から40組ほどが本願寺に集結して、その活動紹介やワークショップなどを境内・白州(しらす)で展開します。

善巧寺も「お寺座LIVE」としてワンコーナーの「サイレントフェス」に参加してきます。こちらは、お寺で行われる音楽イベントの主催者や関係者がピックアップされて、それぞれのイベントの雰囲気を伝えることを目的に、1時間の交代制でDJを担当します。境内・白州では、参拝者のご迷惑になる行為は禁止されていますので、大音量で音楽を流すのではなく、専用のヘッドフォン数十台で音楽を提供する「サイレントフェス」で行われます。

白州では、お寺や僧侶40組ほどのブースや、10店舗ほどの飲食店が並びます。阿弥陀堂では、9日に若者へ学びの場を提供する「スクールナーランダ」、10日には僧侶を対象とした行事「本願寺ギャザリング」が行われます。すでに申込みは締め切られていますが、どちらも本堂以外の場所でプロジェクターやモニターで映像が流れます。

寒い時期ですが、全国から熱いお坊さんたちが集まってくるので、きっとアツい行事になると思います。たくさんのエネルギーをもらってきます!

ごえんさんエキスポ
日程:2017年12月9日(土)、10日(日)
時間:10:00~16:45(10日は16:00まで)
会場:本願寺 白洲(京都市下京区堀川通花屋町下ル)
※事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。

ブースのまとめサイトはこちら。
>> https://matome.naver.jp/odai/2151006776376620901

スクール・ナーランダ特別編の特設サイト
>> https://nalanda-special.jp

先祖代々

浦山は江戸時代の頃、加賀のお殿様が江戸へ向かう途中に宿泊した宿場町だったといいます。善巧寺の現在の本堂が建立された明治十四年は、宿場町の名残りはまだあったことでしょう。ご門徒の方々は相当に力を入れて、それまでより一回り大きな本堂に再建されました。

この時の住職は、17代目の順圓(じゅんえん)で、本堂を再建された翌年、僧鎔(そうよう)の百回忌を行っています。後に、その功績を讃え、毎月命日の一日に「お講」が行われるようになりました。通称「ついたちのごげはん」と言われています。順圓にはふたりの息子がいて、長男の僧眼(そうげん)が後を継ぎますが、早くに往生されたので、ドイツ文学者であった次男の俊夫(通称博士のごげはん)が次に後を継ぎました。それから、俊之、隆弘、俊隆と繋がっていきます。

善巧寺の歴代住職について過去帳にはそれほど情報がありませんが、11代僧鎔と17代順圓のふたりだけは、ひとりで1ページ以上の功績が書かれています。僧鎔は水橋の農家出身で、順圓は射水の浄誓寺出身です。善巧寺にとっては、僧鎔を親鸞聖人に例えるなら、順圓は蓮如上人と言えるのかもしれません。

活躍した住職の陰には、必ずそれを支えてきた多くのご門徒がおられます。つまり皆さんのご先祖方です。特に本堂の再建は大偉業で、どれほどの願いが染み込んでいることでしょうか。どうぞ参拝の折にそのことを思い出してみてください。

雪山俊隆(寺報165号)

お寺の音色

行事の始まる前に用いる打物(うちもの)

お経の節目に用いる打物

お経の最中に用いる打物

【お寺の音色 No.03】 釣太鼓(つりだいこ) お経や雅楽に使用する打楽器。 #善巧寺 #お寺の音

お寺座さん(@oterazalive)がシェアした投稿 –

特別な法要で用いる打物

こども盆おどり

毎年恒例の「こども盆おどり」は、8月12日(土)18:30からです。お寺から発祥した盆踊り。善巧寺では「こども」に重点を置いておこなわれます。お近くの方々、帰省中の方々、ご参加お待ちしております。尚、地元浦山の盆踊りは14日に浦山交流センターで行われます。

子供イベント「お寺からの挑戦状」終了

小学生対象の夏休み企画「お寺からの挑戦~ナゾトキ~」が行われました。
宇奈月小学校、清流小学校、帰省中の県外組など、計47名が参加してくれました。主催は黒部市と魚津市の本願寺派の寺院の集まり「黒西組(こくせいそ)」です。毎年1回こどもを対象とした行事が行われ今回は善巧寺で開催されました。

9:30 おつとめ(らいはいのうた)

9:45 おはなし

仏さまのおはなしに、この後行われるナゾトキのヒントが隠されています。「エゴウロ」や「ケビョウ」など、聞きなれない仏具の名前に耳を傾ける子供たち。「ナモアミダブツ」を連呼していたので、それが答えにあると予想していた子供たちが何人もいました。

9:55 缶つりゲーム

チームに馴染んでもらうためのウォーミングアップゲーム。初めて顔を合わす子も多いので、まだみんな緊張しています。興味深かったのは、1回目は全員お手伝いをするように丁寧にやるので競争にはならず、急きょ商品(アメ)を用意して2回目は競争してもらいました。

10:20 ナゾトキゲーム
5つのステージが用意され、それぞれにお坊さん番人が待ち構えています。お坊さんのミッションをクリアしてから、ナゾトキの問題に挑戦するという流れで行いました。9~10人で1チーム、計5チーム揃いました。5チームが同時に5ステージへ移動して、順に入れ替わっているスタイルを取りました。

パワーステージ(会館)


会館2Fのフロアで体を使うステージ。大縄跳びをくぐり抜けるミッションを全員がクリアしてからのナゾトキで、出来なかった子は万歩計を100回振る罰ゲーム。なぜか、罰ゲームの万歩計をやりたがる子たちが続出しました。


ナゾトキは、並べられたパイプイスをヒントに問題用紙から隠された言葉を探します。この問題はヒントなしでは難しかったようです。

マナーステージ(おざしき)


お寺ならではのお作法を習うマナーステージ。部屋に入るとまずは正座でお作法を習い、お焼香ミッション。自然と背筋が伸びます。ナゾトキ問題は、本願寺で行われた子供企画「本願寺DAYS」より拝借。こちらもなかなか難しかったようで、ヒントを出しながら答えていました。

ホラーステージ(おくら)

薄暗いお蔵が会場のホラーステージ。入口に灯された大ロウソクが雰囲気を高めます。


中へ入ると重い扉が閉められてナゾトキスタート。不気味な音楽に怖がるこどもたち。はやく問題をとけたチームは2Fのボーナスステージへ挑戦。さらに薄暗い部屋に入り、1番奥に置かれた黒い箱を取ってくるミッションです。ここの問題はなかなか解けないと思っていましたが、見たことあるパターンなのか、どのチームも瞬殺で答えを出していました。

アニマルステージ(けいだい)


境内に隠された動物のフィギュアを見つけ出して、数字を組み合わせた金庫を開けるナゾトキ。境内中を走り回って探していました。名探偵コナン君も!フィギュアの隠し場所は最初すぐに見つかってしまったので、2チーム目以降から少しずつ難易度を調整していました。

フラワーステージ(本堂内陣)

天井に描かれた花の名前を6つ答える問題。善巧寺の天井には28種類の花木が描かれています。5つぐらいまではすぐに答えられると予想していましたが、「つばき」「はす」「きく」「ボタン」「コスモス」など、答えられないと思っていた花の名が続々と出てきて驚かされました。10種類でもいけそうな印象でした。

11:30 本堂でのラストステージ

全チーム揃ったところで、今までのステージで出した答えを元に最後の問題をときました。紙を折り曲げて答えを導き出すものだったので、少し時間がかかりましたが、全チーム子供たちだけで答えを出しました。その答えを元にまとめの挨拶で終わりました。

5、6年生は仲の良い友達同士でチームになるのではなく、それぞれ別のチームでリーダーやそのサポート役になってもらいました。ゲームの後半にはどのリーダーもリーダーらしくなってきて、下級生への目配りにも気を使ってくれました。下級生たちも上級生に一生懸命ついていこうと頑張っていました。問題の意味がわからなかった子もいると思いますが、宝探しや縄跳び、お焼香作法など、全員参加のミッションにも取り組んでもらい、それぞれに楽しんでもらえたと思います。迎えるお坊さんたちも個性を発揮して、団体だからこそ出来るイベントになりました。

日時:2017年7月31日(月)9:00~11:30
会場:白雪山善巧寺
主催:浄土真宗本願寺派黒西組

<ナゾトキスタッフ>
マナーステージ:称名寺副住職
ホラーステージ:桃原寺副住職
パワーステージ:照顕寺住職、照行寺住職
アニマルステージ:順昌寺副住職、真照寺若坊守
フラワーステージ:法輪寺副住職、法盛寺住職
受付:善巧寺坊守
撮影:光顔寺住職、称名寺住職
サポート:真照寺住職、真照寺坊守
ナゾトキ企画:善巧寺住職
参考:本願寺DAYS、築地本願寺の謎解き脱出ゲームのチラシなど